壊れた自作パソコン
壊れているパーツを特定しよう
パソコンに詳しい人やこだわりが強い人なら、自作パソコンを使っている人もいるでしょう。
自作パソコンなら、好きなパーツを組み合わせられるため、普段の用途にピッタリなパソコンを作れます。
ただ、自作パソコンも長く使っていると壊れてしまうこともあるかもしれません。起動しなくなってしまったり、異音を発するようになってしまったりすることがあります。
そのようなときには、どのパーツに異常があるのか確認してみることが大切です。壊れているパーツを特定できれば、そのパーツを新しいものに取り替えることで、また正常に動いて使えるようになるでしょう。
自作パソコンだと不具合が出ているパーツを取り替えながら、10年以上同じパソコンを使う人も珍しくありません。
ただ、壊れているパーツが比較的高価なパーツが壊れていることもあります。互換性などの問題で交換が難しいパーツもあるでしょう。そのようなときには、思い切って買い換えるのがおすすめです。
HDDやSSDが壊れていたなら
自作パソコンでOSが入っているHDDやSSDが故障することもあります。HDDやSSDは比較的交換しやすいパーツであるため、自作パソコンを使っているくらいの人なら、簡単に交換できるでしょう。
取り出せるデータは、できるだけ取り出した上で、OSを再インストールすれば、また正常に起動できるようになります。
後はソフトウェアのインストールや設定などをやり直して、元と同じ環境にするという具合です。
また、データの保存用として使用しているHDDやSSDが壊れることもあるでしょう。
その場合には、OSの再インストールや設定のやり直しなどは必要ないため、もっと簡単にできます。壊れたHDDやSSDを取り出したところに、新しいのを取り付けてフォーマットするだけです。
このとき、壊れたHDDやSSDを処分することになりますが、データの完全消去を行っておきましょう。壊れているということで、パソコンデータ消去ソフトは使えないかもしれませんが、物理的破壊などの方法で完全消去できます。