通信速度が速く安定している業者

ケーブルテレビ回線やホームルーターなどから光回線に乗り換えると、速度が大幅に向上すると期待するでしょう。ただ、光回線業者によって、通信速度に差があります。業者選びを間違えてしまうと、期待していたほどの速度は出ないこともあるかもしれません。そのため、光回線を新規で契約するなら、通信速度がどの程度出るのか比較しておくことが重要です。

現在提供されている光回線サービスは1Gbpsが主流になっています。ただ、この1Gbpsというのはあくまで理論上の速度です。一般向けの光回線サービスは、ベストエフォート型といってプラン名に表記されている速度が保証されていうわけではありません。実際に出る速度は、プラン名の速度の2～3割程度が平均的です。

そのため、200～300mbps程度出るかどうかを基準にして決めるといいでしょう。200Mbpsを下回ることが多ければやや遅く、300Mbps上出ていることが多ければ速いと捉えて問題ありあません。混雑する時間帯には、遅くなることもあるため安定性も重要です。

10Gbpsプランもあり

最近では10Gbpsのプランを提供する業者も増えてきました。現在主流の1Gbpsプランの10倍の速度ということになります。1Gbpsプランと同様にベストエフォート型のサービスであるため、実際に出る速度は2～3Gbps程度です。非常に高速な通信が可能になります。

ただ、すべての利用者にとってそのくらいの速度が必要とは限りません。普段のインターネットの用途によっては、1Gbpsプランで十分な人も多いです。10Gbpsプランは料金も比較的高めのため、1Gbpsで間に合うようであれば、1Gbpsプランを選ぶのがいいでしょう。

10Gbpsプランはオンラインゲームをする人におすすめです。ゲームの種類にもよりますが、オンラインゲームでは、回線速度と安定性が求められます。大半のゲームは1Gbpsプランでもプレイできますが、10Gbpsプランなら、より快適な環境でプレイできるでしょう。

また、高画質の動画視聴をする人や、接続するデバイスの数が多い人にも10Gbpsプランはおすすめです。今後IoT家電を購入予定の人なども、迷ったら10Gbpsプランを選ぶのがいいかもしれません。